ゴルフをするからには良いスコアでホールアウトしたい。
誰だってそう思いますよね。
でも、願望をあまり強く意識し過ぎると、ちょっとしたことで不安も同時に強くなっていくものなんです。
例えば、
「前回は90台を出せたから、今日はいよいよ80台に突入か?」
「最近調子がいいから、そろそろベストスコア更新できるかも?」
という意識が強く働き、それがいよいよ現実的になってきそうになったら…。
そうなんです。
今度は
「ミスをしたらどうしよう…」
「OBだけはなんとか避けたい…」
と不安も同じように強く出てきてしまうのです。
そして、ちょっとしたミスが出ると、あれよ、あれよとミスが重なり大叩きなんてこともよくあるのではないでしょうか。
でも、
上級者はこの不安を取り除くための方法というか、取り除くための策を知っています。
では、具体的にどんなことをしているのでしょうか。
答えは簡単!!
違うことに意識を向けるのです。
私が一流プロゴルファーを目の前で見てきて思ったのは、現在(いま)の状況をしっかりと把握して、自分のタイミングで打っていたこと。これを4日間、72ホール、できるかどうかでスコアの浮き沈みが変わってきます。
特に上位で戦っている選手は打つ前のルーティンで現在(いま)に集中できている。つまり不安という意識に注意を向けないようにして、心のコンディションを保っているのです。
願望を抑えるのは難しいかもしれません。
でも、不安を感じはじめたら「出来る限りのプレーをしよう」とルーティンのタイミングをだけを考えてみてください。
きっと不安が少し薄れていくはずです。
「良いスコアで上がりたい!!」
そう考えれば考えるほど、心のどこかで不安が強くなるもの。
「出来る限りのプレーをしよう」
そう考えれば考えるほど、心のどこかにある不安が薄れていくもの。



