今のグリップ(握り方)って自分に合っているのかな?
私もレッスンで教わった通りに握っているんだけど、
最近しっくりこなくて…
と悩んでいるゴルファーは多いはずです。
そして、ついつい買ってしまうのが、握りの部分が凹んでいる練習器具「グリップ先生ー」なるもの。(なぜか音引きがついている…)※他にも類似品あります
ゴルフはグリップに始まり、グリップで終わると言われるくらい、クラブの握り方は重要ですが、
果たして、
こいつを信じていいのでしょうか!?
19世紀後半にハリー・バートンが考案した「オーバーラッピング」グリップですが「全ての人に適している」なんてバートンも言っていません。
彼はどちらかというと理論派ではなく実戦派で、
日ごろから
「能書きたれるヒマがあったら、1球でも多くボールを打ちなさい」と
言っているくらいのお人でした。
オーバーラッピンググリップも沢山のボールを打っているうちに編み出した握り方で、それが彼には一番しっくりくるからそうしたのでしょう。
で、さっきの「グリップ先生ー」を購入した人には申し訳ないですが、
はっきり言って、意味ないと思います…。
スイングによって握り方は人それぞれで、フックグリップの方が適しているかもしれないし、ベースボールグリップの方がいいかもしれない。
それにクラブには凹みが付いていませんから…。
百万歩譲って「グリップ先生ー」で覚えた握り方で毎回ナイスショットが打てるならいいですが、おそらく無理でしょう…。
自分に合った握り方を見極めるには、
たくさんボールを打ってください。←ホントにこれ
ボールを打てないのならお部屋の中でも構いません。
クラブを握ってフェース面を意識しやすい握り方を色々と試してみましょう。
なんとなくしっくりきたら、その握り方を毎回同じように握れるようにするのも大切です。
レッスンプロにアドバイスはもらっていいですが「こうしなさい」と言われたことを鵜呑みにしないように。
握り方がしっくりくれば、スイング中に無駄な動きが無くなって更なる上達が望めるはずです。
メンタルアドバイスではありませんが、今回はグリップのお話を少しだけさせていただきました。最後までお読みいただきありがとうございます。