青木功、初のエージシュート達成!?
師匠が日本最古のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」にてエージシュートをやったらしい。
「らしい」と言うのは俺は同伴していなくて、その日の夜、岡山のホテルで会うなり「大輔!エージシュートやったぞ!」と言うので「マジっすか~凄いじゃないですか!!じゃー10アンダーですか?」と聞き返すと
「いや1オーバーで62だよ」
「・・・は?」
すると、師匠がスコアーカードをポケットから出した。
どうやら俺の勉強不足だった。
「神戸ゴルフ倶楽部」は4019ヤード。パー61のゴルフ場なのだ。
1901年(明治34年)に最初の4ホールが出来たようなので100年以上の時をえてプロゴルファー青木功がプレーをし、短いコースとはいえ62のエージシュートが出たなんて、偶然だが凄いと思った。きっとコースからのプレゼントであろう。
師匠は「手作りで味のあるコースだよ」と言っていたが、調べてみると色々と面白い。
18ホール全てに愛称があり、その由来も面白い。
例えば15番ホールは「Groom’s Putt」と言って、創設者のグルーム氏が「パター1本で勝負しよう」と持ちかけた、コース最長のホール。他にも歴史を感じるホールが沢山ある。
中でも興味を持ったのは日本最初のキャディー競技で優勝した横田留吉の写真だ。(上の写真参照)
なんか凄くないすっか?
着物でバック担いでいるなんて…。
この横田留吉は1905年に10ホールズ・メダル・プレーによってグロス50で優勝した。
第2回、3回もこの横田留吉さんが勝っているそうだ。
この時代のプレーヤーはきっと凄い感性をもっていたろうな~。
でも、着物でクラブ振れるのかな…?
ボールは何使っていたんだ?
傾斜の多いコースで雪駄…?
まさにプロゴルファー猿状態だな。
いつか俺もラウンドしてみたい。もちろん着物で(笑)
ちなみにプロはウッド系全てと3番アイアンを抜いて10本でプレーしたらしいです。はい。