部屋の掃除をしていたら、
キャディ時代の戦歴とも言うべく
ヤーデージブックが出てきた。
約100トーナメント分のヤーデージブック。
「セントアンドリューズ」、「ぺブルビーチ」・・・・
思えば色んなコースに行ったものだ。
開いてみると、これまた懐かしい数字が、
2nd・↑・173・16・189・B184・END212・5I
キャディによって書き方は違うけど、
わかりますか?
まず最初の「2nd」は2打目という意味。
次の「↑」は風の方向。
「173」はグリーンエッジまでの距離。
「16」はグリーンエッジからピンまでの距離。
「189」はピンまでの距離。
「B184」はバンカーなどがあった場合、
それを越えるまでの距離。
池やクリークの時は「W」に変わる。
そして「END212」はグリーン奥までの距離。
最後は使用したクラブです。
これらを書き写しておくと、翌日や次の年の参考になるから大事なのです。
でも、この数字を2打目地点に着いてから歩測して書いていくのが大変。
時間も無いし、他の選手もプレーをしているからね。
よく計算間違いして怒られたものだ…
数字の中で大事なのはバンカーを超えるまでの距離と
グリーン奥までの距離です。
状況によって攻め方は変わるが、
この場合184ヤードから212ヤード内に打てばいい。
そのスペースは「28ヤード」
この範囲にあったクラブを選択するのだ。
「プロ、5番でしっかり目にいきましょう!ナンボ打ってもオーバーは無いですから」
なんて言葉をかけたんだろうな。
掃除する手もすっかり止まり、
しばらく懐かしみました。
プロは今どこでプレーしているのかな…