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【今さら聞けないゴルフ用語】「永久シード」って何!? サクッと教えます!!

今さら聞けないゴルフ用語

え~

昨日、片山晋呉選手が「日本オープン」で勝利。
通算25勝を挙げて永久シード入りを果しました。

師匠と一緒にテレビを見ていたのですが、
「周りがラクにプレーさせちゃっている」と言っていました。

きっと本人は“ラクだった”だなんて
思っていないかもしれませんが、
2位の石川遼選手に4打差つけてのフィニッシュは圧巻です。

ようするに

追いかけてくる選手が少なかった分
自分のプレーだけを考えて
集中できたのではないでしょうか。

とても見応えのある試合でした。

でも、

この永久シード権ってどうなんでしょうね…。

これまで、このバッジを持っている選手は師匠を含め6名(2008年時点 国内の勝利数)

・青木功(51勝)
・尾崎将司(94勝)
・中島常幸(48勝)
・杉原輝雄(28勝)
・倉本昌弘(30勝)
・尾崎直道(32勝)

永久シードはツアー25勝を達成した翌週から適用されるらしいけど、
しかし、永久って凄いですね。

だって80歳になっても「おれ試合に出る」って言ったら、
一生出れるのだから、こんな凄い物はない。

60歳を超えたジャンボさんも、
ずっとこの資格でレギュラーツアーに出場しています。

でもです、これって日本だけの資格なんですよ。たぶん…。

アメリカにも似たような資格というか制度はありますが、
何らかの条件があります。

調べると

・ツアー競技で通算20勝
・合計15年以上PGAツアーのツアーメンバーとしてキャリア
・ツアープレーヤーとして適切な成績を維持し続けなければならない

それから仮にこの資格を使っても、

・1シーズン1試合以上出場しなければいけない
・平均ストロークがツアー平均ストロークを3打以上上回らなければいけない

となっていて、実際にこの資格を施行して出場する選手はいないんです。
出ても、平均ストロークを上回れないと考えているからです…。

というか、こんな物あげなくたって、
20勝もしているスーパースターなんだから、
主催者推薦とか特別枠とかで出せますし…。

それだけのことをやってきた選手なんだから、
他の選手からも文句も出ないでしょう。

日本も若手選手を育てたいと考えているのなら、
アメリカのように何らかの条件を付けた方がいいと思うんだけどなぁ~。

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